2015年05月09日

デザインフェスタ vol.41の作品その1

デザインフェスタ vol.41に出展する作品の制作過程です。

その一つ目、「頭の鉢2」。

原型をラドールで作り、シリコン樹脂で型取りし、レジン樹脂で複製する計画です。

原型は去年の暮れに1日で作ったもの、しかしその後の複製作業を考えると、すぐに取りかかれずに2ヶ月ぐらい放置していました。

というわけで今年2月、いろいろネットを調べた挙句、複製作業の手順を決めて、取り掛かることにしました。

画像クリックで拡大画像が見られます。
DSCN9550.jpg DSCN9559.jpg

まず、ホームセンターで売っていた木の円盤の上に油粘土を置き、その上に原型を上のへり部分がほぼ水平になるようにおいて固定します。粘土の突き出した部分は型のズレを防ぐためのダボになります。

木の円盤の周りに透明プラ板を巻いて、漏れがないようにセロハンテープで貼ります。木の円盤の底とプラ板の隙間も漏れがないようにテープで塞ぎます。

型材のシリコン樹脂を注ぎ込みます。1回目は鉢のふちのところまで。1回目のシリコンが硬化したら、少し余らせていたシリコンの硬化したものを四角く切って少量のシリコンで3箇所に接着し、次に流す型とのダボにします。離型剤を塗って、2回目のシリコンで鉢の中側を埋め、へりから1.5cmぐらい上まで注ぎ込みます。この部分が型の底になります。

2回目のシリコンが固まったら、全体の上下をひっくり返し、周りの透明プラ板と、木の円盤を取り除きます。さらに、湯口の部分を残して粘土を取り去り、離型剤を塗って、シリコンを注ぎ込みます。

DSCN9592.jpg DSCN9589.jpg

シリコンが硬化したら、型を分解します。側面の型はそのままでは原型を取り出せないので、頭の後ろあたりをカッターで切り開いて、原型を取り出します。フタになる部分にレジンの泡が溜まりそうなので空気抜き用の溝をカッターで掘って、3ピースの型が完成しました。

複製用のレジン樹脂を注ぐ時は、3ピースの型を、最初に型を作った時に使った透明プラ板で巻いて、プラ板をテープで締めて型がずれないようにしています。しかし1度目に樹脂を流し込んでから不用意に移動させようとしたら型の底が抜けて周りが樹脂まみれになったので、次からは底も厳重にテープで塞ぐようにしました。

注ぎ込んだレジン樹脂は30分ほどで硬化するので、飽きるまで1日10個ぐらい複製していました。といっても2日で飽きたので複製したのは21個。

DSCN9598.jpg DSCN9604.jpg

取り出した複製品には、型の継ぎ目と湯口に不用なレジンが残るのでこの部分を処理して完成になります。

DSCN9610.jpg DSCN9619.jpg

完成した鉢に多肉植物を入れてみました、植物の形によって別人のようになるので面白い!。2号のプラ鉢がぴったり入る大きさなので、ネットショップで2号鉢で売っているところがオススメです。もちろん直に土を入れて植物を植えることも可能です、鉢底には水抜き用の穴が3個開けてあります。

この後、なんとなくレジンのままでは存在感が薄いような気がしたので、薄く溶いたアクアオイルカラーDUOで墨入れをして表情を強調し、クリアスプレーを吹いてみました。その写真はまた後日。。。
posted by kazzo at 23:20| Comment(0) | クラフト
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