2014年09月26日

良く出来た映画

wowoweで録画していた「サイドエフェクト」を見た。サイドエフェクトは副作用の事。



インサイダー取引で全てを失い、投獄されていた夫の出所を迎える妻エミリー。
2人の再出発は妻の変調でつまずき始める。ある日には車で駐車場の壁に激突。別の日には地下鉄のホームギリギリに立っていて警官に助けられ、夢遊病のような症状も出始める。

精神科医バンクスはかつての主治医シーバートに面会し、以前の症状などを聞き、進められた新薬アブリクサを投与する。

しかし、快方に向かうように見えたエミリーがある日、夢遊状態で夫を刺し殺してしまったのだ。実は新薬アブリクサには深刻な夢遊病の副作用が警告されていたのだ。

エミリーは主治医バンクスの証言もあり、精神疾患のため責任を問われず、精神病院に入院する条件で無罪になる。しかしバンクスは新薬アブリクサの被験者を紹介する契約で製薬会社から多額の報酬をもらっていたため窮地に陥る。

ここまでは、多くの人が精神を病み、向精神薬を飲みながら働き続けるアメリカ社会と薬害を告発するような体裁の物語だが、バンクス医師がある事に気づいてから、話は違った方に踏み出すのだ。実はこの映画は、罠にはめられたものと、はめたもの、虚虚実実の戦いの話になって行くサスペンスなのだ。ここまで、あまりにも重いテーマだなと思ってみていたのに肩すかしな感じもするけど、そこからがまた面白かった。

監督は名匠スティーヴン・ソダーバーグ。この映画が最後の劇場公開作品らしい。以後はテレビドラマにシフトするとの事。
posted by kazzo at 22:12| Comment(0) | 映画
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