2019年11月08日

横浜でクタクタ

YOKOHAMA STREET SCENE 2019 / SONY α7S II / DJI RONIN-SC
先に購入したカメラ「SONY α7S II」に加えて小型ミラーレス用ジンバル「DJI RONIN-SC」を購入したので、この組み合わせで何ができるか?、横浜みなとみらいに出かけて色々実験してみました。


Music Kodama-sen - Lines of Echoes by To-Den (2010) by GRÜNEMUSIK
https://www.jamendo.com/track/519063/kodama-sen-lines-of-echoes-by-to-den


DJI RONIN-SCを購入した理由は主にハイパーラプスの品質向上と省力化が目的でした。

僕がやっているのは手持ちで、1歩あるいて1枚撮る式のハイパーラプス。
前回までは一脚にカメラ、首掛け式のホルダーに1脚をさして重さを軽減、外付けケーブルレリーズでシャッターを切っていました。しかしこれで撮った写真は角度がちょとずつバラバラでそれを編集時にトラッカーで揃えてゆくのに非常に手間と時間がかかりました。で、この角度を揃えるのをジンバルにやってもらおうというのが、今回の目的なのだ!。

小型、少し軽量でお値段もそれなりに安くなったジンバルが出始めているのですが、その中からDJI RONIN-SCを選んだのはバラしてリュックに入れて運べること。3軸それぞれにストッパーがあって最初のバランス調整がしやすそうなこと。スマホアプリと連動した、自動撮影の機能があること。1ヶ月ぐらいあれこれ検索して決めました。

実際に物が届いて、夜に近所で実験してみると、、、
まずデフォでは動きがトロすぎて(これがジンバルで手ブレの揺れが抑えられる機能なのですが)1歩づつ正確に目標点を捉えなおすのが困難でした。これは、スマホアプリから設定をいじれるので上下と横の感度を最大にして、さらにスポーツモードを使うことで解決しています。

それと、少し期待していたスマホをカメラの上につけて、スマホのカメラの映像を解析してマークした被写体の方を向き続けるアクティブトラック。同社のOsmo Pocketについていているみたいなので使えるかもと思っていたのですが、この場合、写真を撮ってるカメラの画像を解析しているわけではないのでパララックス視差が生じて難しい、今回は使いこなせませんでした。今後の研究課題かな。


みなとみらいでの撮影は2週間のうちに3回通って行いました、新しいカメラの暗所撮影の検証も兼ねて「SONY α7S II」と「DJI RONIN-SC」のセットで何ができるかを実験してみました。
カメラの暗所性能は前のカメラより明らかに向上していました。

●手持ちハイパーラプス。
前回の撮影でパナのカメラと比べて「SONY α7S II」のファインダーがハイパーラプスに向いてないのがわかっていました。解決策として液晶画面にポストイットでマーキングしたらどうかと思って。矢印型の半透明タイプのポストイットを用意してゆきましたが老眼で全然ダメでした。結局ジンバルのバー越しにファインダーをのぞいて、「ブライトモニタリング」で画面を明るくして方眼の一点と目標点を合わせ続ける前回のやり方になってしまいました。角度はジンバルがやってくれているので、ずいぶん楽にはなりました。重さは2.2キロぐらいを首掛けホルダーで軽減しているので、持てないほどではないけど、15分ぐらいかかるとやはり首を痛めるかもと思う。なんとか肩がけか、腰がけホルダーにしたい。今後、スマホでモニターしながら方眼と目標点を合わせて撮る、という方法を実験予定。しかし重くなるんだよな。。。大袈裟な感じになっちゃうし。弁慶じゃないんだから。。。
編集でのトラッキングは思っていた通り、撮った写真はほぼ垂直が出ていて、位置のトラッキングだけすればかなり使える映像になります。トラッキング職人としての修行も進んでいるので効率はすごく良くなった感じです。

それから、このジンバル、コードをカメラと繋げるとジンバルのスイッチからシャッターが切れる便利機能付きで期待してたんですが、軽く押すとムービー、長押しでシャッターというムービー優先の設定なので、単写を繰り返したい僕の使用法ではかなり使いにくく、2日目から単写用のレリーズをカメラににつないでそれでシャッターを切るようにしました。惜しい。バランス問題があるから無線レリーズ買おうかな?。また大袈裟になっちゃう?。

●自動撮影。
「RONIN-SC」にはスマホと連動して、いろいろクリエイティブな撮影ができる機能があります。
パノラマ、タイムラプス、モーションラプス、モーションコントロール、フォースモバイルなど。
フォースモバイルなんて離れたジンバルのカメラが手元のスマホと同じ方向を向くという手品のような機能ですが、このアプリ、カメラの映像をモニタする機能はないので、どこを撮ってるか確認できない。モニタしながら撮るにはもう1台モニタ用のスマホが必要なのだ。何に使うの?面白いなぁ。

●モーションラプス
今回、主に使ってみたのはモーションラプス。スマホでポイントを指定すると自動で首を振りながらタイムラプスを撮影してくれる機能。相当お高い自動雲台がないと無理だと思っていたので、すごく期待してたんですが、ちょっと惜しい感じ。自動雲台と違ってブレブレの軸をバランス取りながら動いてるのでたまに動きがムラになってるかも。3点間の曲線補完みたいのは付いてないようなのでカクッと方向が変わるのが違和感があるかも。
それと首振り撮影はコマ数と速度とシャッタースピードの職人的な感覚が必要で劇場映画でも破綻してることがあるから難しいかも、でも今回の映像程度には撮れるので、この機能は相当嬉しかった。

●タイムラプス
首を振らないタイムラプスを、雲台に付け替えずに、ジンバルにつけたままでできるか(一度外すと、またバランスを取らなくてはならないので)も実験してみました、撮り始めから終わりまで6分ほどでやはり少しずれていましたが、編集時にトラッキングで補正できる範囲かと思いました。

●ジンバル歩き撮り
最もジンバルらしい使い方、歩きながらビデオ撮影したものを編集で10倍速、20倍速にしたものも意外に良い出来なので収録してみました。

●モーションコントロール
モーションコントロールも使えそうな機能。通常速度のビデオ撮影でパンとかをビデオ雲台で手動でするとどうしてもカクカクするのを自動で同じスピードで繰り返しできるのがいいかも。何箇所かで試したけど、どういうシチュエーションで使うか思い浮かばず断念。今回の最後のカット「ベイクォーター」はこれで撮るべきだったかなぁ。以外にセッティングに時間がかかるのでつい手持ちで撮っちゃた。
中型のリュックとジンバルと三脚の足を袈裟がけに持って、大袈裟になっちゃうんだなぁ、弁慶の七つ道具じゃないんだから。


てなことで、使い慣れてないことと、機材の重さに負けてくじけてしまったこと、機能的にちょっと惜しい感じもあるけど、非常に攻めている商品、お値段的には大満足のジンバル、、使っている間じゅう次は何を撮ろうかと、脳からドーパミンがバンバン出てる感じで楽しかった。これから長く使ってゆきたいと思います。


CAMERA SONY α7S II
LENS SONY SEL2470GM
GIMBAL DJI RONIN-SC
posted by kazzo at 12:10| Comment(0) | 自作動画

2019年10月08日

新しいカメラで東京の景色

TOKYO STREET SCENE 2019 / SONY α7S II



夏に2ヶ月撮影を休んでいる間に、ずっと考えていたのは、前回の「YOKOHAMA WALKER 2019」で暗いシーンで出てしまった高感度ノイズのこと。

手持ちハイパーラプスの手法は自分向きで新しいブレークスルーになるかと思っているのですが、何せシャッタースピードを50/1以上で切りたいので、ISO感度を上げなければ撮影できません。かなり手間をかけて撮ったのに編集してみたらノイズが乗ってしまって、本気で泣いてしまいました。

編集ソフトによる後処理では他に方法がなさそうなので、新しく高感度に強そうなカメラを購入しようかと思って調べ始めました。
結果候補に残ったのは「SONY α7SII」(2015/10/16日発売、約1240万画素)と「Panasonic LUMIX DC-GH5S」(2018/1/25日発売、1193万画素)。どちらも同シリーズのセンサーより画素数を犠牲にして集光力を高め暗所性能を追求したマニアックなモデルです。値段は大体同じくらい。ネットで使っている人の使用感や作例を見て2ヶ月じっくり考えていました。最初はレンズ資産のあるPanaに傾いていましたが、安いレンズばかりだし、結局物理的にセンサーが大きいのだからと考え、心機一転SONYを購入しました。

で、数日マニュアル(字が小さい)を読んでどんな機能があるのかを頭に入れて、レンズ(値段高すぎ)、バッテリー、レリーズを購入、渋谷でぶっつけ本番!。結局全く使用法がわからずハチ公前でマニュアルを読みながら撮影しました。

帰ってきてデータを見ると、カードのフォルダーの階層が複雑すぎてわかりにくい、ムービーを2Kか4Kで撮ったか区別ができない。ハイフレームレート(スローモーション)撮ったはずなのに撮れてな〜い(操作を間違えていたようです)。メーカーを乗り換えるのがこんなに大変な事だったとは。。。

それと夜間の手持ちハイパーラプスの品質向上が主目的だったのですが、このカメラ、静止画撮影時にマーキングする機能が無い。これは僕にはとても大切な機能で、今までPanaのカメラでは移動できるクロスラインがあったのでこれを使ってました。SONYにあるのは方眼と対角+方眼と三分割のグリッドラインのみなので自由な位置にマーキングできない、方眼も黒で細い線なので、夜景の黒に溶け込んで見えづらい。一番の誤算でした。結局、夜景用にモニターを明るくする「ブライトモニタリング」という機能があるので、解決はできそうなのですが。これは僕個人の非常にマニアックな目的のために欲しい機能なので、誰もリポートしてくれないし、一般的には、構図決めの邪魔になるので付けないのが普通かもしれないのですが。Panaにはついてたのでそれが普通だと思ってました。

モニターの設定情報や、メニュー周りの表現は前に使っていたPanaの方がわかりやすくて、ユーザーフレンドリーな感じ、SONYはプロ機材との整合性もあるのかも知れないけど、用語が難しすぎな気もする。なんかセミプロ的で使いこなすハードルが高い感じ。今のカメラは機能全部入りで作って実際に手に馴染んでくると、その中で使う機能は半分もないからメニューの中から探すのがすごく大変なのだ。せめてカードのフォーマットもう少し見つけやすくしてくれんかのぅ。

そんな反省もあったりの2日目は品川のビル街と運河沿いの景色を撮りにゆきました。だいぶ慣れてきたのですが、動画のモードがわかりにくい、やっと撮れたハイフレームレートはなんか画質がイマイチか?オートにして撮った絵は、ISO感度がいきなり最高になっており、ザラザラでした。ハイフレームレートはあまり使わないかもしれないけど、再検証が必要そうです。

編集に入ると、RAW現像で明るくしても高感度でのノイズはあるけど前のカメラよりはぐっと少ない感じ。編集しやすい絵が撮れている感じがします。動画も高感度でノイズが少なくなっているようです。ようやく少し安心しました。しかし、前回泣いたのは横浜象の鼻パークとレンガ倉庫あたり、あそこは本当に暗いので、次回挑戦してみたいと思います。
posted by kazzo at 22:11| Comment(0) | 日記

2019年08月20日

オードリー・イン・ザ・ドッツ



夏の梅雨時の手なぐさみ、第3段。
昔どこかで目にして、作ってみたかった電光掲示板のような映像。

どうやって作るかは知らなかったので、こちらのビデオで勉強させていただきました。ドットの複製とか非常に勉強になります。



素材に使うビデオは、低解像度になってもなんとなくイメージできるもの、僕が自分で撮りためた景色では絵柄が細かすぎるので、昔の映画で、「メトロポリス」や「チャップリン」の著作権切れのものを探しました。そうしたら「ローマの休日」がパブリックドメインになっているようなので、大好きなオードリー・ヘプバーンのアップのカットを集めてみようと思いました。

「ローマの休日」はまだ無邪気な某国の王女がヨーロッパ歴訪中、ローマでたった1日お忍び外出をして普通の人々と出会い、初恋もして、すっかり大人になって戻るお話をコメディータッチで描いた物語ですが、オードリー・ヘプバーンのハリウッドデビュー作にしてアカデミー賞最優秀主演女優賞を射止めた出世作、世界中の映画ファンの心を虜にした伝説的な映画です。

アップのカットを集めてゆくと、オードリー・ヘプバーンが実に豊かな表情で、微妙な心の移り変わりを表現していること、物語の筋に合わせて次々に代わるヘアースタイル、衣装など、この映画でいかに主演女優が大切だったかがわかってきて圧倒されます。この映画をエフェクトをかけて再構成しようとしていることが無謀なことなのがわかってきましたが、やり始めたことはやめられない。オードリー・ヘプバーンに対する憧れや郷愁も入れ込んでファンアートとするべく努力しました。

曲はNicocoさんの憧れや懐かしさを感じさせる「Kim Sang!」を当てさせていただきました。

エフェクトはそのままでは単純な平面的な感じかと思ったので、ドットの直径を変えたものを2重に重ねて、チカチカのパーティクル効果も加えて、時間の経過と共にに色調が変化してゆく感じにしてみました。デジタル的だけど印象はロマンティックなものにしたいと思いました。
posted by kazzo at 15:40| Comment(0) | 日記

2019年08月08日

ラインクラウド



夏の梅雨時の手なぐさみ、第二段。
前回、線を踊らせてみたものの、線がイマイチ綺麗でなかったので、別の方法を探していたら、Adobe After Effectsにブラシアニメーションエフェクトを見つけました。AeやAdobe Illustratorで作ったバスを時間に沿ってトレースしてくれる機能です。実は点の連続でできているので点線としても表現できるし間隔を0にすれば綺麗な線にも見えます。時間に合わせて色や太さも設定できるのでかなりいろいろな事に使えそうです。

こうしてできた1本の線に、移動、回転。変形などの動きをつけて、それを新しいコンポジションに少しずつタイミングをずらして多重に重ねてゆきます。今回は黒バックなのでスクリーンモードで重ねてゆきました。

1個作ってみると、思っていたよりもいい感じのものができそうなので、いろいろ設定を変えてたくさん作ってみました。
つなぎ合わせて編集する時、線が増えてゆくところと、減ってゆくところはカットして、オーバーラップさせようかと思いましたが成長〜完成〜減衰〜消滅の様子が人生や、恋愛などを連想させてドラマを感じる気がしたのでそのままにしました。そのため結構長いものになってしまって、曲探しは難航しました。
posted by kazzo at 18:44| Comment(0) | 自作動画

2019年07月19日

ラインダンス


music
Pretty Wave piano by NICOCO
https://www.jamendo.com/track/1166142/pretty-wave-piano

夏になると梅雨と酷暑のために撮影に出かける気が無くなって、毎年3ヶ月ぐらいは何も作らない期間ができてしまいます。前回モザイクのビデオを作ってみて撮影の必要のないモーショングラフィックっぽいものを少しづつ勉強しみようかと思いました。

第一回はごくシンプルに、1本のサイン波の線を、少しずつタイミングをずらせて多重に重ねて、音楽に合わせて踊っているような感じのものを作ってみました。

最初はこのサイン波的な曲線を、アドビイラストレーターで可能な限り左右に長く作ってみたのですがイラレの最大幅(10mぐらい?)でも左右に移動するとすぐに終点まで行ってしまって時間が稼げないので、アドビアフターエフェクトの「波形ワープ」というエフェクトを見つけて止まっている線をサイン波的にワープさせて波線を作ることにしました。このエフェクトなら波形の長さ、高さ、移動する早さなどを時間上で設定して変化させることができます。ただ、線の波が大きくなってくると破線状に切れてしまうのが見苦しい。これは解決できませんでした。

線一本のダンスが完成したら、これを映像として書き出し、アドビプレミアに読み込んで多重に重ねる作業をしました。これは白バックの線の映像を乗算で重ねてゆくだけなので、コピペでどんどん増やして、様々な時間的なズレを作り出して実験しました。ある程度良さそうな結果が出たら、その部分をまとめて、ネスト化したシークエンスにして、最終的に音楽と合いそうなところを見つけて配置し直してゆきました。

何回映像を重ねても白バックは白のままで、モニター画面に100%の白は眩しい感じがしたので最後に85%ぐらいの明るいグレーを乗算で重ねてみました。

シンプル過ぎて、最後まで見てもらうような映像ではないかもと思いましたが、モーショングラフィックス的な映像は初めて作ったので、はじめの一歩という事で発表しておこうかと思います。
posted by kazzo at 15:22| Comment(0) | 自作動画